禁煙外来

たばこをやめたい人のために設けられた専門外来です。
当院では、禁煙のための補助薬や生活指導を駆使した禁煙のお手伝いをしております。
禁煙治療は保険適用で受けられます。

たばこをやめるメリット

禁煙することで次のような効果が期待できるようになります。

健康維持
呼吸器症状や肺機能の改善、免疫機能の回復が見込めます。
COPD発症防止
慢性のせき・たん、息切れなどの慢性閉塞性肺疾患(COPD)を防ぎます。
家計の節約
たばこ代や、喫煙に伴う疾病への治療費もかかりません。

保険適応条件について

禁煙治療は次の要件を満たす場合、保険適用で受けられます。
※以前、保険で禁煙治療をされた方は、1年間は保険診療は出来ないため自費となります。

健康保険等で禁煙治療を受けるための要件

  • ニコチン依存症判定テスト(TDS)で5つ以上該当する方
  • 1日の喫煙本数×喫煙年数が200以上の方
    例えば、25歳から1日15本喫煙している45歳の人なら、15(本)×20(年)=300であり、対象となります。

ニコチン依存症判定テスト(TDS)

以下の質問に「はい」か「いいえ」でお答えください。

  1. 自分が吸おうと思っている本数より多くたばこを吸ってしまうことがある。
  2. 禁煙しようとしたり、本数を減らそうとしたができなかった。
  3. 禁煙しようとしたり、本数を減らそうとしたときたばこが欲しくて欲しくてたまらなくなった。
  4. 禁煙しようとしたり、本数を減らそうとしたとき以下のような症状が出た。
    ・イライラ・神経質・落ちつかない・集中しにくい・憂鬱・頭痛・眠気・胃のむかつき
    ・脈が遅い・手のふるえ・食欲または体重増加
  5. ④の症状を消すために、またたばこを吸い始めた。
  6. 重い病気にかかったときもたばこを吸っていた。
  7. 喫煙によって健康問題が起きているとわかっていても吸ってしまう。
  8. 喫煙によって精神的問題が起きているとわかっていても吸ってしまう。
  9. たばこが吸えないような仕事やつきあいは避けている。
  10. 自分はたばこに依存していると感じることがある。

「はい」が5つ以上ある方はニコチン依存症です。
からだのためにも禁煙治療をおすすめします。

禁煙治療の費用とスケジュールについて

標準的な禁煙治療のスケジュールは、12週間にわたり合計5回の診察が行われます。
「貼る」薬か「飲む」薬での治療となります。
※「飲む」薬による禁煙治療中は、自動車の運転など危険を伴う機械の操作はできません。

¥18,000 (税込) ※薬代含む/3割負担の場合

貼布薬の場合

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